国際連合の専門機関であるWHO(世界保健機関)は、1998年に健康の定義を4つに特定しました。
①physical health(肉体的な健康) ②mental health(精神的な健康) ③social health(社会的な健康)
そして最後がspiritual health(霊的な健康)です。
ご存じのように、このスピリチャルヘルスは「宗教」に限定されません。より広い領域においての「霊的な健康」ですが、WHOは詳しくは定義していません。
もし霊的な健康が「宗教」に限定されているとしたら…
今も終わらない憎悪が続くイスラム教とユダヤ教、キリスト教聖職者による性的虐待、日本でも仏教の僧侶によるセクハラがありました。くわえて今週はインドのヒンズー教の集会で100名以上信者が圧死。宗教に不信感を抱いても無理ない状況が続くなかで、スピリチャルヘルスを宗教に限定されるとしたら、この世に神様はいないーと感じ、スピリチャルヘルスそのものが否定されてしまうでしょう。
むしろ、これからの世界は、宗教ではない領域でのスピリチャルヘルスーを探求しなくてはなりません。
宗教が表現できなくなったからこそ、現代を生きる私たちは手探りで、スピリチャルヘルスを理解する過程にあります。既存の宗教を超えてもなお感じる自分の神性さ、サムシンググレートへの畏敬、これらの感覚をどう理解して、守っていくか。
エナジーワークは、このスピリチャルヘルスー霊的な健康を保ち続ける、2つのお手伝いができます。
一つ目は実際にエナジーワークのクラスで。視えないエネルギーを動かし、感じて、観ていく行為そのものをすることで、霊的な健康としての「エネルギーの循環」を保持できます。これは最終的には肉体の健康に表れるでしょう。
もう一つのお手伝いの方法は、コーチングで。観えないエネルギーを「ある」と理解している仲間と語ることで、自分の内側で渦巻いているエネルギーを「あるもの」とすることができます。そして「あるよ」と伝えてくれる仲間がいます。
感じているものを「ないこと」にすることで、人は心の不調和を作り出します。「ないことにしなさい」と社会や周囲の人に否定されることで、自尊心を傷つけます。観えない存在が大好きなことをうっかり話し、変人扱いされることで、人間が怖くなります。魂や輪廻転生の記憶を話さずにいると、自分の賢さを忘れていきます。
社会で出来ないのであれば、スピリチャルヘルス、ここで回復して取り戻してください。声を届けてくれたコーチングのクライアントさんのように、霊的な体験が尊重される体験は、私にとっての喜びです。
患者は、霊的な面での体験を尊重され、これについての話に耳を傾けて聞いてもらえると期待する権利をもっている~WHO報告書より
このエナジーワークコーチングの時間は、
なかなか外の現実世界では気を許しきれない、
自分の素を出し切れない自分がいる中で、
安心して、自分を出したり表現できる場所でした。
思っていることがちゃんと伝わってるなっていう感じがします。
<男性 40代>