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執筆者の写真エナジーワーク事務局

エナジードックワーカーvol. 2

エナジードックワーカー(ドックトレーナー見習い中)ブログ第二弾。誰に求められなくても、書いちゃうぞ🐶


昨日はビーグル犬でのトレーニング。これまたグランディングコード効果なのか、他のワンちゃんに吠えられて、椅子に座る私の間(つまりグランディングコードそのもののなか)に体を押し込めて「守ってね」みたいな顔で見上げてました。これも「あら?吠えられたら、そのストレスで、手当たり次第に噛むのに…?」もしかしたら新月の瞑想で、たつじーさんが教えてくれた「黄金の輪」も効果あったのかもしれません。


で、今日は「人間の意識の進化」


このブログを読んでいる皆さん、次の情報をご存じですか?

「犬は上下関係という群本能があるため、人間は犬の主人にならねばならない」


一説によると日本人の8割が信じているようです。





しかし最新の研究では、この説は否定されています。というか「古い概念」であると。1960年代から欧米の動物行動学の研究者によって「犬の社会構造は繁殖ペアによって編成され、寛容で緩やかな構造をしている」と言われます。


「犬は絶対的なボス(人間)を頂点にしたピラミッド型を好む」というのは、人間の願い、さらにいえば「犬という種を使いこなしたい」という支配欲から生まれた概念だと感じました。


それが1960年代から、「本当にそうなのだろうか」と、動物行動を観察してきた研究者によって否定され、修正されてきました。この時代から犬は、狩のための道具ではなく、家族の一員、そしてさらに人間に寄り添う友となったのです。しかし、犬が変わったというより、人間の意識が変わったために、犬が本来の姿に戻った…と思えるのです。


私はこの「1960年代から」という年代に心が躍りました。このあたりから、人間の意識はさらに純粋に、包括的に進化しているのです。エナジーワークが生まれたのも、この時代。この1960年代前後に始まった流れには、真理が含まれていることが多いです。私はそれは第二次世界大戦を生き抜いた人類が、前に進み、新しい時代を作るために生まれてきた魂たちによる導きに感じます。エナジーワークの創始者もまた、そんな一人だったのでしょう。




犬の話に戻りますが…


残念ながら日本では今でも「人間は主人として犬を躾けねばならない」という概念で、体罰をもって躾けるトレーニングがあり、犬の福祉という考えは定着していません。もちろん「躾ける」という行為は「人間と犬との共生」の観点からは必須です。しかし体罰をもって躾けることは逆効果という研究があり(体罰で悪癖が治っても、他のところで弊害がでてくる)、私自身も「トレーニングというのは飴と鞭」だと覚悟していたので、「鞭」を使う必要がないことに、ものすごくホッとしました(というか、学んでいるスクールは明確に鞭を否定していたので入学。2000年以降からは日本も新しい概念が定着しつつあるようです)


人間は「こうあってほしい」という観点から、犬の習性を誤解していました。ただただ観察すれば分かったことなのに。「ただただ純粋に観察する」はエナジーワーカーの矜持です。


犬を純粋に観察している時間を、私は楽しみたいです。












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